日本展示学会とは

日本展示学会は、1980年代に全国各地で博物館・美術館をはじめとする展示施設が次々に設立される中で、展示に対する考え方が従来の単に「陳列」するという概念から大きく変化し、展示自体が「総合的なコミュニケーション・メディア」であるという視点に立った研究の必要性から、1982年に設立されました(初代会長:梅棹忠夫、現会長:若生謙二)。現在会員数は約500名で、展示に関わる大学の研究者、博物館・美術館等の展示施設で働いている方、そうした施設を企画する自治体の方、実際に展示を制作する会社の方、大学の学生などで構成されています。主な事業としては、年に1回会員による総会・研究 大会の開催(例年6月下旬)、学会誌「展示学」を年1回発行されることが中心的な事業となっています。

平成8年に『展示学辞典』(発行:(株)ぎょうせい)、平成22年に『展示論』(発行:(株)雄山閣)、平成31年には『展示学事典』(発行:(株)丸善出版)を刊行しました。

学会誌「展示学」で発表される「論文」と「作品」は、会員からの投稿を審査したレフェリー付きの論文と作品です。

日本展示学会
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
千里文化財団 内
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