国際会議参加助成制度の創設について

国際会議参加助成制度の創設について

更新:2014.06.13

 日本展示学会では、平成26年度より新たに展示デザインに関する国際交流の推進と国際的に活躍できる展示デザインに関する専門的人材の育成を図ることを目的に、国際会議参加助成制度を創設いたします。

 当面は、ICOM日本委員会が2019年のICOM京都大会招致に向けて活動を行っていることを踏まえ、国際的な博物館展示・交流の専門機関であるICOM-ICEEの年次大会等に参加することを推奨していきたいと考えております。会員の皆様方の積極的な活用を期待し、下記のように今年度について参加者を募集いたします。

<2014年度国際会議参加助成対象国際会議>

 ●ICOM-ICEE 2014 Conference

開催場所:ヘルシンキ他(フィンランド)
日  程:2014年9月23日~27日
テーマ:“Involving New Museums, New Partners and New Incentives in Exhibition Making and Exchange”(展示制作および交換の場における新しい博物館やパートナ、インセンティブとの関わり方)
詳  細:http://icee.fi/

【応募に際して】

 今回の大会では、発表者の募集を行っていないことから、発表を行う必要はありませんが、ICOM日本委員会が2019年のICOM京都大会招致に向けて活動を行っていることから、日本の博物館の存在感をアピールするとともに、Chairpersonや来賓として参加するICOMの役員等に対して、ICOM京都大会招致を積極的にアピールすることが求められます。
また、日本展示学会としては、初めての参加であることを踏まえ、ICEEの活動内容や、今後の積極的な参加の必要性、学会としての関与の可能性等についても考察してくることが期待されています。
したがって、会員個人の国際性の涵養や資質の向上を図ることを目的とすることは当然のこととして、ICOM日本委員会及び日本展示学会の代表として参加していただくことになりますので、そのための矜持と責任感をもって申請していただきますようお願いします。(日本展示学会国際委員長・栗原祐司)

【応募要領】
 
1.応募資格・条件
 ・ 日本展示学会の会員であり、当該年度の会費を支払い済みであること。   (国籍不問)
 ・ 国際会議で発表又はコミュニケーションできる十分な語学力を有すること。
 ・ 国際会議への参加について所属長または指導教員の承認が得られること。
 ・ 国際会議終了後、速やかに旅費等の領収書、プログラム等のコピーを提出すること。
 ・ 国際会議終了後、1年以内に研究大会または学会誌等において、会議の概要及び発表の内容について報告すること。

2.応募人数
 ・ 若干名(開催地域によって異なりますが、今年度のICOM-ICEEの年次大会はフィンランドであることから、1名のみとします。)

3.助成金額
 ・ 国際会議に参加するための渡航費及び参加費の一部を助成します。助成金額は原則として10万円以上の定額とし、毎年度理事会において決定します。(今年度については、第33回研究大会の会員総会にてお知らせします。)

4.応募方法及び締切
 ・ 「国際会議参加助成金申請書」(応募用紙)に記入の上、e-mailにて6月30日(月)までに申込ください。
   応募先E-mail:entry@tenjigaku.com

5.審査方法及び結果連絡
 ・ 日本展示学会国際委員会において審査を行い、審査の結果については直接申請者にe-mailで連絡します。なお、国際会議への参加登録並びに航空券及び宿泊先等の手配については、申請者自ら行ってください。
 ・ 会議に参加できなくなった場合は、全額返還すること。その場合、会議自体が中止またはやむを得ない事情がある場合以外は、キャンセル料金は自己負担となります。

ダウンロード:2014年度応募要領および応募用紙

年別アーカイブ