日本展示学会通信49号(2)

平成15年度会員総会の報告(2)・第22回研究大会報告

平成15年度事業計画
1 平成15年度中に、理事会および正副会長会を6回おこなう
2 平成15年度中に、評議員会を1回おこなう
3 第22回研究大会および平成15年度総会を、高知市文化プラザ かるぽーと(高知県高知市)においておこなう(6月6日、7日、8日)
4 展示学研究推進のためのラウンドテーブルを開催する(6月7日)
5 学会誌のデータベース化、学会通信のデジタル配信など学会諸事業のIT化の推進をはかる。
6 学会誌『展示学』の編集委員会を3回程度おこなう。
7 展示学研究集会を2回程度おこなう。
8 研究助成をおこなう。
9 地域研究集会に対して助成をおこなう。  

平成15年度予算

収入の部
前年度の繰り越し金 5,127,292
正会員会費収入 2,092,800
賛助会員会費収入 2,200,000
雑収入 200,000
収入合計 9,620,092

支出の部
通常事業費
入会案内送付料 20,000
学会誌『展示学』編集・印刷費 4,000,000
学会誌『展示学』送料 60,000
『日本展示学会通信』出力費 50,000
『日本展示学会通信』送料 50,000
理事会および正副会長会会合費 50,000
評議委員会会合費 20,000
地域研究集会助成金 50,000
研究大会準備・運営費 300,000
新規事業費
e通信運営費 400,000
研究推進委員会会合費 180,000
研究助成金 150,000
学会賞選考委員会会合費 30,000
学会賞執行費 200,000
H15年度特別経費
学会誌『展示学』デジタル化準備費 150,000
研究集会準備・運営費 250,000
 
業務委託費 1,000,000
事務雑費 100,000
次年度繰越金 2,560,092
支出合計 9,620,092

◆第22回研究大会報告

平成14年6月6・7・8日、高知市文化プラザかるぽーとにおいて、第22回研究大会が開催されました。

■第1日 6月6日(金)
エクスカーション
アンパンマンミュージアム〜坂本龍馬記念館〜牧野富太郎記念館

■第2日  6月7日(土)
基調講演
小椋克己氏(高知県立坂本龍馬記念館館長)

シンポジウム
コーディネーター:小椋克己氏
パネリスト:佐竹茂市氏(横山隆一記念まんが館館長)、田所菜穂子氏(財団法人アンパンマンミュージアム振興財団事務局長)、千頭輝雄氏(社団法人高知県建設士会 理事)、高橋信裕氏(日本展示学会 理事)

会員総会・懇親会

 

■第3日 6月8日(日) 研究発表
稲本一夫「人体を3次元画像で視る」(医誠会病院ソフィア健康増進センター)
橋本知子・他「色のバリアフリー化に向けた基礎研究 その1」(文化総合研究所) 
草刈清人・他「『展示』その言葉の起源─1」(文献にみる「展示」の歴史研究プロジェクトチーム)
森美樹「科学系博物館における展示の開発と評価実践報告」(乃村工藝社)
金惠蓮「展示会計画の研究(1) 展示会開催における廃棄物の実態」(拓殖大学)
三宅孝典「展示会計画の研究(2) 展示会開催における廃棄物量の推定」 (拓殖大学)
野崎悠子・他「交流視察研究会「身近な自然を読むその3 展示媒体との係わり 2002年度」(YUPLOT造形研究室)
伏見清香「展示計画における作品解説の現状と方向性 PDAでの解説の可能性」(愛知文教女子短期大学)
脇山真治「マルチ映像の「目地」の最適幅に関する研究」(九州芸術工科大学)
柘植喜治・他3名「アミューズメント施設における回遊を促すための空間要素とその計画法に関する研究」(千葉大学)
梶田博司「 人体解剖の展示方法 北イタリアで発達した蝋製模型」(川崎医療福祉大学)
安藤淳一「ミュージアムとまちおこし」(トータルメディア開発研究所)
熊谷武洋「web3Dを応用した仮想展示空間における視覚演出手法について」 (山口大学)
皆木純子「腰椎穿刺 シミュレータの改良」(川崎医科大学メディカルミュージアム)
*この第22回研究大会の基調講演・シンポジウムの記録、研究発表の梗概は『展示学』第36号(平成15年12月発行予定)に掲載いたします。