日本展示学会通信52号(2)

◆第2期学会賞の受付開始

第2期学会賞の受付を開始します!

昨年の高知大会で第1回学会賞の授賞式を行いました。次の第2回学会賞の授賞式は、2006年の研究大会で行います。次回学会賞の学術賞と作品賞のエントリーがスタートしました。

第2回学会賞は、学会賞運営委員会が中心となり事業を行います。学会賞運営委員会は第1回学会賞を見直し、推薦しやすくするために推薦書類を簡便なものに改め、推薦を随時受け付けるシステムにしました。 また、候補資料の公平さを保つため具体的な候補資料は学会賞運営委員会の指示により作成し、学会誌や学会WEBサイトで公開します。学会賞の決定は公開された資料をもとに、別途組織される学会賞選考委員会が行います。今回の変更は、今年の福井大会で開催された総会で説明があり、「日本展示学会賞に関する規定」「学術賞および作品賞候補推薦要領」と「学会賞運営委員会規則」は承認されました。なお、この「日本展示学会賞に関する規定」と「学術賞および作品賞候補推薦要領」は展示学会WEBサイトに公開しています(http://www.tenjigaku.com/award/)。総会での承認を受け、学会賞運営委員会は第2回学会賞事業を開始しました。第2回学会賞の対象期間は2003年1月1日〜2005年12月31日です。
(木村浩/学会賞運営委員長)

学術賞について
学術賞は、対象期間内に完成した業績、もしくは継続的な活動を対象とし、下記の要件に該当するものとします。
a. 展示の芸術に関するもの。
b. 展示の技術・技能に関するもの。
c. 展示の計画に関するもの。
d. 展示評論・著作・出版事業に関するもの。
e. その他、展示学の目的に適合するもの。

作品賞について
作品賞は、対象期間内に完成した展示で、展示学として、社会的・文化的見地からもきわめて高い水準が認められ、芸術・技術の総合的発展に寄与する優れた作品を対象とします。また、作品賞の対象は、学会員がかかわった作品に限定していません。

賞候補の公募について
学術賞と作品賞候補の推薦者は本学会員に限ります。推薦書には、学術賞は業績名、作品賞は作品名を明記し、それぞれ展示学として優れている点のコメントを記載したものを学会賞運営委員会に提出してください。
なお、詳細は学会賞推薦要領をご覧ください。

提出先および問合せ先
日本展示学会東京連絡所 学会賞運営委員会
〒102-0093東京都千代田区平河町1-7-20
平河町辻田ビル5階
株式会社文化総合研究所 内
電話:03-5276-5751、FAX:03-5226-7832
Email:info@tenjigaku.com