【終了】2021年度 第40回日本展示学会研究大会 開催のお知らせ(第3報)

【終了】2021年度 第40回日本展示学会研究大会 開催のお知らせ(第3報)

2021年度 第40回日本展示学会研究大会 開催のお知らせ(第三報)

■開催日
2021年6月12日(土曜日)・13日(日曜日)

■主催
日本展示学会

■共催
放送大学 

■開催方法
オンライン開催
第40回研究大会は、昨年に続きコロナの完全な収束を見込む事が難しく、ワクチンの普及もやや不透明であることから、リモートによるオンライン開催となります。

■開催テーマ(第40回研究大会テーマ)
「未来を共創する展示」

2020年は世界中がコロナの脅威にさらされ、深刻な危機に陥った。連日、コロナをめぐる報道が流され、世界の危機的な状況がテレビやインターネット、SNS等を通じてリアルタイムに共有されており、世界共通の課題に全世界の人々が向きあい、解決策を共に見出そうとする動きが常態化している。

このような今日的状況をふまえつつ、展示の現場に目を転じてみると、近年の展示では、個人的な知的欲求を満たすだけでなく、あるテーマについて、見知らぬ人どうしが、体験をシェアし、語り合い、共に考える展示が増えていることにあらためて気づかされる。

これは、社会環境の多様化・複雑化を背景に、簡単に正解を提示できない「今日的な社会課題(環境保全、ライフサイエンス、エネルギー、都市開発、防災、医療、人権など)」をテーマにかかげる館が増えていることにも起因していると考えられる。

また、こうした館の展示では、複雑化する社会的課題について共に考え、課題解決に向けて行動や共創を促す有効な方法として、デジタル技術の積極的な活用が注目される。デジタル技術は、複雑化する社会課題のリアルタイムな可視化や体験のシェアを容易にする展示手法の柱にもなっている。

2021年は、今日的な社会課題の解決とデジタル技術の進展が交差し、変容と革新をつづける展示の曲がり角になるのではないか。

そうした展望のもと、次回の研究大会のテーマを、「未来を共創する展示」とし、今日的な社会的課題に対して、来館者どうしが体験を共有し、語り合い、未来を考え、共に行動していくきっかけとなる展示のあり方を、事例のケーススタディも含めて議論していく。

※登壇者につきましては、登壇者プロフィールシートをご覧ください。

 

■開催概要
・6月12日:シンポジウム/事例紹介、情報交換会、ポスター発表(閲覧のみ)
・6月13日:研究発表(口頭発表・ポスターセッション)
※研究発表当日の予定は、5月21日の研究発表申込締切後、進行プログラムを告知します
※研究発表(口頭発表•ポスターセッション)申込者に「研究大会プログラムに掲載の梗概原稿と
オンラインでの発表方法について」を実行委員会より別途メールにてお知らせします。

■参加費
会員1000円、非会員1500円
※納入方法は現在調整中です。決まり次第ご案内いたします。

■開催までの主なスケジュール
・研究発表(口頭発表・ポスターセッション)申込の締切:2021年5月14日
・研究発表(口頭発表・ポスターセッション)梗概原稿提出の締切:2021年5月21日
・大会参加の申込締切:2021年5月28日
・ポスターセッション説明パネル原稿提出の締切:2021年6月10日

■参加申し込み宛先
・研究大会の申込は以下の方法でお願い致します。 
学会HPにお示しした、参加申込用のWEBフォームに記入ください。
その後、参加費を納入いただいた方に大会参加用のZOOMアドレスをお送りします。
→ 2021年度 第40回日本展示学会研究大会

■お問い合わせ先
 参加申込み、研究発表等に関するお問い合わせにつきましては下記にご連絡ください。
日本展示学会事務局 (TEL:06-6877-8893)                
 E-mail:event40@tenjigaku.com     

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